Q&A |
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●鍼は痛くないですか。 |
チクッと若干の痛みを伴うこともあります。またズーンと鈍い感覚(響き)を自覚することもあり、人によってはくすぐったいとか、だるいなどと表現する方もいます。 |
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●鍼灸治療を受けたことがないので不安なのですが・・・。 |
患者さんの感受性に合わせた治療を致しますので、初めての方でも心配いりません例えば敏感な方には鍼を軽めにし、マッサージを多めにするなど。 |
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●鍼による感染の心配はないですか。 |
当院ではディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用し、その他の器具もオートクレーブ(高圧蒸気減菌)で処理していますので、AIDS(HIV)や肝炎などの感染の心配はまずありません。 |
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●副作用はないですか。 |
治療直後や翌日に倦怠感や重だるさを感じる場合があります。これはその人にとって刺激量が多かったためです。温泉などに長く入って疲れてしまうような感じに似ています。その後はスッキリしますので心配いりません。また初めて治療を受ける緊張感などで疲れる場合もあります。
その一方で、治癒に向かう反応であるとも言えます。これは偏りの大きいものほど揺り戻しも大きく出ることや、新陳代謝が亢進することで運動した後のような疲れがでるなどということが考えられます。
初診時には刺激量が多くなり過ぎないように注意し、それぞれの患者さんに合う刺激量をさぐっていきます。もしだるさなどが強くでるようであれば、次回から刺激量を軽くして様子をみます。
また、よい副作用としては、例えば、五十肩などで長く治療している患者さんが、風邪をひかなくなったなど、体質改善されます。 |
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●体にとってどのような作用があるのですか。 |
筋肉に対しては、緊張をとり血液循環が改善し、症状を軽くします。
自律神経を調節するため、ストレスや更年期障害などに有効で白血球やリンパ球などの血液成分が増加し免疫力が強くなります。
脳の神経細胞からβーエンドルフィンやエンケファリンなど痛みをやわらげたり、気分を爽快にするホルモンが分泌されます。 |
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●鍼と灸では効き目に違いがあるのですか。 |
経験的に使い分けていますが、最近の研究によって鍼では自律神経のうち交感神経の過緊張状態を抑制する働きがあり、灸では副交感神経の過緊張状態を抑制する働きがあることがわかってきました。
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■交換神経過緊張 |
痛み、こり、冷え、めまい、発汗、吐き気、 など |
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■副交感神経過緊張 |
喘息、アトピー、アレルギー疾患、 など |
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●着替えをもっていったほうがいいですか。 |
下着になっていただきますが、女性には患者着を用意しています(無料)。その他タンクトップと短パンを用意して頂いてもけっこうです。しめつけるもの(ボディスーツ・ガードルなど)は鍼の刺激伝達が妨げられますのでとっていただきます。
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